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1991-2017

御宮参りなど冠婚葬祭の服装マナー(男・女)

🌼御宮参りあれこれ

実は昔は、お宮参りでの本格的な父親の正装は黒紋付きの袴姿だったのです。
ですが今は、和装姿の母親の姿は見かけても、袴姿の父親は見かけないでしょう。現代では、一般人なら正装といっても袴姿だと逆に驚かれてしまいます。

では現代のお宮参りの際の父親の正装とは、どんな服装なのでしょうか?

それは礼服です。百貨店や量販店で見るものですね。

量販店の店内を見渡していただいて、コーナーが分かれていることを確認していただけるかと思います。
ビジネススーツのコーナーと、フォーマル礼服のコーナーで分かれているかと思います。

お宮参りの場合、フォーマルコーナーにある礼服でも、ビジネスコーナーにあるブラックのスーツでも、どちらからでも選んでいただけます。
最近では、ブラックだけではなく、ダークカラーのスーツでお宮参りに参加するお父様がたも多く見られます。
濃紺やダークグレーといった、抑えめの色と柄で見ていただくかたが多いです。
「お宮参りだけのためにスーツを新調するっ!」というかたもいらっしゃいますが、
「ビジネスシーンで使うことも念頭に置いている」かたもいらっしゃいます。
会社の接待や会議で使える時があれば…ということでした。

すると色柄は、グレーでも、紺は青々としていないほうがいいでしょうし、黒より白に近いグレーは控えた方が無難です。

お母様がたが選ばれるなら、ホワイト系のスーツなどを着用する事も多い(お顔うつりも明るくなりますし、季節的にもピッタリでお祝いにもってこいですよね^^)ですが、
お父様がたの白いスーツはお宮参りでは避けたほうがいいでしょう。

ここで女性が着るものは「セレモ二ー」「セレモニースーツ」などと呼ばれていますが、
女性のセレモニーで不可なものは、柄物・パンツとされています。
スカートで無地が基本で、もう少し細かくいうと、ワンピースが正解です。上着はボレロを着ていただきます。
膝が見える丈のものはマナー上控えたほうがよく、身長の関係で丈が短くなる場合は、着席の際にハンカチなどを膝に乗せておくとよいでしょう。


男性はブラックのスーツではなくダークカラーのスーツでも大丈夫ですが、なるべく黒に近い色を選ぶと間違いありません。
ビジネススーツの場合、ストライプなどの模様入りのスーツもありますが、無地もしくは柄入りでもあまり目立たないタイプのほうがオススメです。
というのも、お宮参りは神社という神聖な場所で行う祝い事であり、主役は産まれてきた赤ちゃんなのです。(ラフでカジュアル過ぎる服装も控えましょう)

ワイシャツ

お父様がたの服装が、ブラックスーツでも、ダークカラーのビジネスでもお宮参りに対応出来る事が分かりました。
ですが、気をつけなくてはならないのはスーツのタイプやカラーだけではありません。スーツの下に着用するインナーやネクタイも注意が必要です。

まずスーツの下に着用するのは、白のワイシャツになります。
これは、ブラックスーツであっても、ダークカラーのビジネススーツであっても同じです。
カラーシャツは、お宮参りの席には少しカジュアルな印象をあたえてしまうので、控えましょう。
個人的には、控えめな薄ピンクや薄い青もお祝いらしくて素敵なのでご紹介だけさせていただきます。
もしご両親様だけでなくご家族皆様でご参拝される場合でしたら、マナー上でも・色の合わせ方でも、間違いがないのは白のシャツです。 

ネクタイ

色は
ブラックスーツを選んだ場合、ネクタイはホワイト系やシルバー系のネクタイを合わせます。コントラストをハッキリさせ、のっぺりしないようにすることができます。
ビジネススーツの場合は、例え黒のスーツであっても白やシルバーのネクタイは組み合わせない方が良いでしょう。フォーマル用のネクタイでは、ちぐはぐなコーディネートになってしまいます。
明るめの色でお祝い事らしさを演出しましょう!
淡いブルーやピンク系のネクタイを合わせてもお洒落ですし、臙脂のネクタイでビシッと決めるのも素敵です。 

ここで気になるのが、「お宮参りに柄の入ったネクタイは着用可能か?」です。
お宮参りでは、フォーマルスーツでもビジネススーツでも、柄入りのネクタイを合わせて大丈夫です。
柄入りのネクタイを選ぶ場合は、小紋柄や小さめのドット柄、ストライプ柄がお祝い事の場ではベストとなります。
優しくあたたかい雰囲気を演出するのであれば、小花柄や小紋柄はいかがでしょうか。
これらの柄は女性のお客様が男性に選ぶときにお手に取っていただきやすく、男性だけではなかなか選ばない柄でもあるので、ご家族の特別な日のネクタイにぜひ。

1点注意があります。
お宮参りのネクタイとして、絶対に選んではいけないのがブラックのネクタイです。
ブラックのネクタイは弔事の際に使用するもので、お宮参りには相応しくありません。例え柄が入っているタイプのものでも、お祝い事であるお宮参りには黒のネクタイは厳禁です。

あわせて、お祝い事に相応しいネクタイピンでおしゃれを演出して、まわりと差をつけてもグッドです!グッド、いいえっ、エクセレントです!

+スーツのジャケットに!フラワーホール
フラワーホールを考える | サラリーマンのファッションを考える

www.k51-varyborn.com

おわりに・・・

服装には格というものがあり、お宮参りの際には夫婦の服装の格が同じレベルである事が大切となります。
ですから、お宮参りの服装を決める時は夫婦できちんと話し合っておきましょう。
男性は、女性の服装を考慮し、それに合わせた服装を選ぶのも一つの方法です。男性はスーツの色柄やネクタイで、かなりコーディネートの幅が広く応用が効きますからね。
妻のワンピースの色に合わせてネクタイの色や柄を選ぶと、隣に並んだ時に綺麗ですね。スーツの色も同様です。並んだ時に違和感のない色のスーツを選ぶと良いでしょう。


お祝いの場面をメインにお話してきましたが
最後に、弔事でのフォーマルについて少しお話して終わりにしようと思います。
▼「ブラックスーツ」は弔事でも使えるの?
▼フォーマルコーナーとビジネスコーナーの売り場が分かれているけど、この二つは別のものなの?
▼「冠婚葬祭オールラウンドな1着はあるの?」
喪服=黒のスーツ全般を指していると勘違いされてしまうことが多くあります。
黒いスーツなら全てが正式なフォーマル用という訳ではないので、注意が必要です。
弔事の時には、「ご礼服(ブラックフォーマルスーツ、略礼服)」がマナーになります。
なので、お宮参り用に「ビジネススーツのコーナーから黒無地のスーツを選んだ」場合、それは喪服としてご利用にならないほうがよいです。

遠目からパッと見た瞬間は分からないかもしれませんが、黒の色味や生地の実感、デザインなどが異なります。
もしビジネススーツのコーナーに礼服が混ぜておいてあったら、色の違いに気づかれるかもしれませんし、それをラックから出し、横に並べるとわかりやすく違います。
特に屋外では、フォーマルスーツと普通の黒のスーツの違いが顕著にわかります。

礼服は黒の色味が深く、ブラックのビジネススーツと並べるとその濃さがわかります。
ビジネス用などのブラックのスーツは、礼服と比較すると黒の色が非常に薄く見えます。

礼服には濃色加工が施されているものがあるくらいです。製作工程が後染めだからできることです。
一方、ビジネススーツは生地を先染めしています。
生地によっては発色の出方が変わりもしますが、「格式の高い黒は」礼服になります。

礼服は、お宮参り以外にも色々と活用の幅は広く、間違いのない一着と言えるでしょう。
もしお宮参りのスーツ選びに迷ったら、正装である礼服の着用をお勧めしますが、長く使うことを考えれば着用回数を1着に集中させないために複数着で着まわすことがベストです。
オールラウンドに使える1着を使い倒すよりも、
TPOに合わせて選べる複数着を持つ(お宮参りのスーツ・ビジネススーツ・弔事の礼服・慶事の礼服など)ことがオススメです。

「そんなに何種類も!出費がかさむし、イヤ!」
複数着持っているほうが1着への負担が軽くなり、服に優しいです。
ビジネスで頻繁に着ており、「スーツが半年で使い物にならなくなる・着れなくなる」のは、1着をずっと着ているからなんですね…。
1度着たら、2日3日お休みさせてあげます。

急に必要になったときに破れている・虫に食われているなどで着ることが出来ない時の予備にもなりえますね。

礼服は夏用・冬用で体温調節がしやすいように作られています。
夏用は限定された季節にしか販売されていないので、炎天下での着用の場合はかなり重宝するでしょう。・・・と 案内されると思いますので、検討してみてください。