1991-2017

誰の体温もない部屋

扇風機の風が体の右半身に当たる。
冷えた風から身を守るように、ふとんを体に被せる。
あなたに包まれたい抱きしめて眠りたい、頭が狂う。
一人でいる間に次のあなたに会う約束を。

22歳のあなた、31歳のあなた、24歳の飛びっきり大切な、あなた。

失敗作の私は価値あるあなたと一緒にいることで意味を与えられる。
私の虚無的思考は一時あなたといることで考えることを止められる。

壊されそうなくらい抱きしめられて骨が軋む。
撫で肩で広い肩幅が押し縮められる。
痩せてるわけでもないのに出っぱった肋にキスをされる。

あなたに愛される私に価値がある。

普段の私は殻にこもって変われないわと諦めて、
自信がなくて、いつだって本気になれない。

好意は言動で感じ取る。文字だけじゃ足りないの。


基本的には、いい子にしているけれど
私は私に新しい価値を見い出したくもあって、
だからこれから出会うあなたのことも大好きなの。
そうしていなければ私は未来を愛せない。自分を愛せない。


あなたを渇望する私はそのうち死にますので安心してください。