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フィクション ノンフィクション

今でもあなたの言葉に縛られる

あの時、「ここを辞めたら、○○さん、行くところなくなっちゃうよ」と
私を引き止めた店長の

振り返ると、とても良い環境だった。
「いつだって過去は美しい」
その通りだ でもあの時間は間違いなく
有意義で 毎日を必死に生きていることで
つらかったけれど やっぱり恵まれた環境だった。
全国的にも売上成績良かったし。
1桁目指す勢いもあって、ああでもこれは若さか…。

任されることが増えていったのも嬉しかった。

上司の方々のフォローの言葉や表情を
ふとしたときに思い出す。

お別れの時、「店舗の人はみんな家族だよ」と
私を妹のように抱きしめてくれた女性の先輩を思い出すと今でも泣いてしまう。

本当に、あの人たちに会えて良かった。

社長が店舗巡回をする時に その場にいた私。
他店の店長からも、「そこの店長に負けないで頑張れよ」と言われた私。

すべて過去。

恩返しにと買い物をしに行ったら、当時のスタッフは店長以外みな異動になっていた。


後日、店長とお話しする機会があれば
あの時の店長の言葉に 私は今も縛られているんですよ
でも、今のところでも頑張っていますよと伝えたい。

伝えて、返ってくる言葉で 今の気持ちをどうにかしてほしい。


戻っておいでよなんて 言われるわけないから

せめて恩返しに、単価の高い商品にオプション乗せ乗せして去りたい。
有難うございましたと。