1991-2017

否定、共存、淘汰

「そんな、迷惑極まりない。最近の君は仕事に遅刻してくるじゃないか、しかもその理由が彼氏にあるなら社会人としておかしい。まともなやつじゃない、離れたほうがいい。」人生経験豊富な大先生様はそう仰いました。 私のお付き合いしている彼は寂しがり屋で…

仕事以外をさせられる僕の話

今回の融資の相手は気立ての良さそうな老夫婦であるから、そこまで気を回さなくとも無事に終わるだろう。お茶菓子をごちそうになって、ハハハと談笑し、寧ろ癒される時間になるかもしれない。と新入社員の頃の僕なら思っていただろう。そして今の僕でも、ち…

仕事をする僕の話

「では、十三時にそちらへ向かいます。昼食が終わって、一休みなさった頃合いになりますかね。いかがでしょうか?もう少し遅らせましょうか、ああ、構いませんか。有難うございます。はい。失礼します。」僕はこれから融資の相談をするために商店街へ行く準…

私は隠すのにあなたが

私は髪で顔の周りを隠す。 あまり顔が見えないように 目だけが 私が好きな私のパーツ でもあなたは私の髪を耳にかけさせて、 前髪まで上げてしまうのね、 それでね、私が隠そうとしても 真っ直ぐこちらを 見ているのそんなことされたの だって 初めてだから …

何も考えず、ただ卑屈

何も考えず、ただ卑屈に育ってきた。何も考えず、ただ楽しく生きてきた人と比べると 人生のステップを踏むスピードが対極的に遅い楽しく生きてきた人はさっさと結婚する デキ婚もする、ノリで結婚もする。でも卑屈に育ってきた人はまず恋愛に辿り着けない 辿…

気だるい夜

あなたに抱きしめられた時のワンピースを着て眠る

先入観についてメモ

接客において先入観は邪魔なだけだけど 人生的な目線から言えば、 先入観とは自分の経験で身についた情報 警戒体制を作るために残っている記憶のコレクションだ。

愛を知らない女の子

私は愛を知らない女の子だから、幾らたくさんの愛を注がれても それが愛だと分からない。ただただ 満たされる感覚にうっとりする。 ゆえに欲深く愛を求めてしまう 恋愛中毒者、恋愛ジプシー今夜はあなたの胸で眠ります

少女について

大人びた雰囲気のなかにある少女性。 午後のお茶会に行かなきゃと ロリータ衣装に身を包んだあれじゃなくいや、もしかしたらロリータ衣装の彼女らは 現実ではバリバリのキャリアウーマンかも知れないけれど私の思う少女性というのは乙一さんの作品 江國香織…

もういない

あなたには彼女がいて 私はあなたの遊び相手 それでいいと思ってたなのに、あなたがあまりにもその子を可愛がるから私、居ちゃだめじゃないですかって思った私、二番目は二番目かもだけど一番目とは物凄く差があるんだと思った 羨ましくて、悲しくなった だ…

僕のものでないあなたが好きでした

好いてもらうまでの最高品質の優しさある程度知って興味が失せたら放置 思った以上になつかれたら左様なら 思い通りに動かなくなったから次へだって楽しい時がずっと続けばいいと思ってるから それは新鮮な楽しさでないといけないんだ慣れてしまってはもうつ…

メロンソーダ

嘘の色、虚栄 美しい戯れ言 毒々しい呪いにでもかけられたかのように欠け落ちる 逃避行 バニラアイスと溶けた淡い緑 それが僕らの夜の色

カシューナッツ

僕は大人にってから、ナッツが好物になった。よく買うのがアソートになっているもの。 でも欲を言えば、僕はカシューナッツが大好きだ。 父が仕事の関係で乗るビジネスクラスの飛行機に一緒に乗せてもらったのが小学一年生。 その時のフライトで、夜にワイン…

箱入り少女

彼女はいつも何かに怯えている。 だからこそ僕は、彼女を守ってあげたくなるけど、二人の関係はそれだけなんだ。そこまでしかないんだ。だって彼女は怯えるあまり、そこから動こうとしない。また、彼女はヒステリックな怒りかたをしない。 寛容さで僕を癒し…

なぜ異性との関係が落ち着くのか

愛を卑しめる気風は東洋で伝統的にしみ込んでいるものであるが我々はそれを認めない訳ではない。こっそり、そしらぬ風を装うことが暗黙の礼儀なのである わかり合える関係は誰と築くものなのかと考えると、最近は恋愛ばかり浮かぶ。友達よりも強い繋がりだと…

食べ物がお題の短文 最終更新07/04

胃酸が込み上げてることに気付かず飲み込んで倍量込み上げてきたから吐いた ただの透明な 不純物を入れないブラックコーヒー 悪魔的な飲み物 缶詰め地獄 コーヒー缶の散らかる部屋 今日も自分の枕元にコーヒー缶が一つ。一つ。二つ。 灰皿代わりにしたものか…

女の子ちゃん

きっといつも誰かに頼ってしか生きてきてないから 嫌われない術というのは体に染み付いていて、 あの謙虚さも何もかも緻密に作り上げられたもの。そんな子が見つけたパラダイスがここなんですね。ゆるい雰囲気にどっぷり浸かっちゃって、厳しくするとグラつ…

片思い

片思いの彼と病院の待合室でばったり会った。 診察を終えた彼に話しかけると、癌を患っているとのことだった。 帰り、駅まで一緒に歩いて行く。 私と彼は違う電車。 でも、私は彼の乗った電車に駆け込む。 同じ車両まで追いかけて、話しかけようとしたら 彼…

死期の恋

死後の恋という名前のオブジェがあった。 作者はこの作品が完成してすぐ亡くなったらしい。 このオブジェは薄いガラス製の箱で、小部屋ぐらいの大きさ。 中には水気を含んだかのように若々しく輝く植物たちがあった。 それは吹き抜けの館内の深層部に、ただ…

最近

「いいように使いやがって。縛られたくない。こんなにプレッシャーでさ。俺、鬱になっちゃうよ。ほんとに。」私は聞いていた。人が私にやわっこいところを見せる 弱音をこぼす頼られてるからじゃなくその理由は私がしたっぱだからだと思う。 その環境で、い…

ものをあげること

何かをあげるのは 、相手のためを思うんじゃなくて自分があげたいのだ。 あげたいっていう自分の欲求を満たすためにあげてる。 そのことを私はもっと自覚しなくちゃいけない。 なぜあげるのか? 自分があげるもの(恩恵や特権)を持っているから 自分が持っ…