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フィクション ノンフィクション

食事制限三日目

先週あたりから ちまちまとドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を読んでいる。 谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』の引用に…。伊坂幸太郎の引用に使われてもいて そこで最初に目にしていたカラマーゾフの兄弟は…ただただ長い本だと思ってた…。 そして、「読める…

夏の白くて綺麗な女性

髪が長くて品のある女性が首を傾げると、すずらんが風に揺れたようで綺麗だと思いました

才能

周りの冷たい目を気にしなければ、 人の裏切りに傷つかなければ、 環境の変化に動揺することがなければ、 恐怖心さえなければ・・・ どこまでも成長できるだろう。妨げになるものを自力で排除できる人は強い。 圧し潰されず立ち向かうことが出来れば・・・「…

成熟した大人

細い手首を一日眺めていたい。「結婚とは必然的にするものではないので勢いでするものだ」 よく見る言葉。 早くに結婚しておけばよかったものの。「自分が成熟した大人でないくせに他人と暮らすなんて迷惑をかける」とか、「結婚っていうのは慎重になるべき…

チェーンスモーカーの彼女

チェーンスモーカーの彼女は統合失調症。 グルーミーのポーチにマルボロアイスブラストを入れて、夜に出掛けるときは大体すっぴんだった。 白くて綺麗な肌からは煙草を吸っているなんて想像もできない、二十歳の彼女。学校の後輩だった。部活動が同じで、い…

朝、暖房の効いたリビングで小学校へ行く支度をする。 三人姉妹なので、場所が混み合う。隣にある和室でストーブに火を灯し、暖を取りながら着替える。 洋服をこたつのなかで温めておいて、それを着る。登校するまでの30分、徒歩で春夏秋冬通っていたのが今…

至上主義

あなたに抱きしめられて眠れないなら生きてる意味もないから

私には名前がなかった。

「またこの季節を過ごしたいね。」クリスマス。私はそういって、あの人は次の年には音信不通になった。「ああなればいいね」「こうなりたいね」 この言葉が相手の重荷になる関係。当時19歳の私と1つ年下の彼。 アナスイの甘すぎる香りの香水2プッシュで眩む…

ネットワークビジネスっていうと絶対反対される

今日。上司「ボーナス入ったね。服とか買うの?」 私「ネットワークビジネスで5万引かれるので、それで大体消えますね」 「え!!なんでそんな高い・・・」 「収入は月20万らしいです。ただ、その話をしているときって、お酒が入っていたので勢いで、よっし…

地方民交通事情、遅刻はダメダメよ☆(無理)

事故で片側通行、獣道で曲がる軽トラックならびに乗用車の皆様、時速40kmで走行する軽トラック殿。こういったものを加味して目的地に向かわなければ電車を一本逃し、遅刻する。軽トラが私に及ぼすストレスはフルパワー。

Syrup

いちごのかき氷シロップを雑に混ぜたような液体を口から出す。ビタミン不足で歯茎から血が出る。

雨のなか腕をつかもうとして振り払われたときの気持ち

誰よりも真っ当に生きてきた、見本のような優等生。

誰の体温もない部屋

扇風機の風が体の右半身に当たる。 冷えた風から身を守るように、ふとんを体に被せる。 あなたに包まれたい抱きしめて眠りたい、頭が狂う。 一人でいる間に次のあなたに会う約束を。22歳のあなた、31歳のあなた、24歳の飛びっきり大切な、あなた。失敗作の私…

チルドレン

知人が、私が 彼のことを好きなまま あの時、悪いことをしたと思っているのに謝罪も出来ぬままだから引き摺っている 、ということを とても真剣に彼に伝えてくれた。そのことから始まる、彼の盲目的で、純度の高い愛情表現「めちゃくちゃにしたい」「そうや…

花壇

外出のたび視界に入る。母がこの家から出て行っても、家の花壇には野性的に花が咲いている。 蔓を巻きつかせる棒もなくクネクネしている朝顔と昼顔。確かどちらもあった筈だ。 いや、でも夕方も咲いているときがある……。 それからサルビア。 今年の春はパン…

7年

35歳の彼女をフったんだ。 その年齢で新しい恋人なんて難しいだろうに。 俺は、ひと一人殺したようなもんさ。今でもたまに夢に出てくる。彼女のことで吐く。7年も付き合っていれば大体のデートスポットには行ってる訳さ。 いま付き合っている彼女と むかし行…

欠け落ちたもの

ちゃんとした大人になれていないままだった 私たちはどこか足りない、 自分を大切に出来ないもの同士弱さを支えあいながら生きていこうと思っていたそれが彼にとっても 私にとっても 幸せなことだと思って交際していた。 でもそれは違っていたらしい。職場の…

あなたに憧れて。\\\\\\\\\\\\\ 果たして追いつけるのだろうか。あなたの長い髪、綺麗に縁取られた唇、華奢な体 知り合った頃の彼女は28歳だった。今、彼女は30歳になっている。衰えない艶やかさと、魅力を増す人間性繊細な感性聡明で、勉強だけが出来るエリ…

あやつりやすいこども

子どもが芸大・美大に行きたいと言ったら止めてはいけない - MIKINOTE絵を描いて生活したかった。 小さい頃から絵を描くのが好きだった。 それなりに評価もされていたし、 (といっても校内で表彰される程度だったけれど) 純粋に楽しかった。決められたテーマ…

クリスマスケーキ

従来のマニュアル本を電子化するという単調な仕事をしていた頃があった。 ただタイピングする。 患者さん用のバンドエイドに切り込みを入れる。コピーをする、シュレッダーをかける。そんな仕事を、大病院の看護部でしていた頃があった。 もともとは病棟の片…

お受験戦争(高校3年編)

イヤホンを深く耳に入れ、自分の番号が呼ばれる声はギリギリ聞こえる音量で待合室にいた。高校生くらいかとの親子、成人したくらいかとの親子、夫婦、おしゃべりなご婦人たち、ガリガリに痩せた体の女の子とその付き添いの男性。ガリガリに痩せた女の子は、…

否定、共存、淘汰

「そんな、迷惑極まりない。最近の君は仕事に遅刻してくるじゃないか、しかもその理由が彼氏にあるなら社会人としておかしい。まともなやつじゃない、離れたほうがいい。」人生経験豊富な大先生様はそう仰いました。 私のお付き合いしている彼は寂しがり屋で…

仕事以外をさせられる僕の話

今回の融資の相手は気立ての良さそうな老夫婦であるから、そこまで気を回さなくとも無事に終わるだろう。お茶菓子をごちそうになって、ハハハと談笑し、寧ろ癒される時間になるかもしれない。と新入社員の頃の僕なら思っていただろう。そして今の僕でも、ち…

仕事をする僕の話

「では、十三時にそちらへ向かいます。昼食が終わって、一休みなさった頃合いになりますかね。いかがでしょうか?もう少し遅らせましょうか、ああ、構いませんか。有難うございます。はい。失礼します。」僕はこれから融資の相談をするために商店街へ行く準…

私は隠すのにあなたが

私は髪で顔の周りを隠す。 あまり顔が見えないように 目だけが 私が好きな私のパーツ でもあなたは私の髪を耳にかけさせて、 前髪まで上げてしまうのね、 それでね、私が隠そうとしても 真っ直ぐこちらを 見ているのそんなことされたの だって 初めてだから …

何も考えず、ただ卑屈

何も考えず、ただ卑屈に育ってきた。何も考えず、ただ楽しく生きてきた人と比べると 人生のステップを踏むスピードが対極的に遅い楽しく生きてきた人はさっさと結婚する デキ婚もする、ノリで結婚もする。でも卑屈に育ってきた人はまず恋愛に辿り着けない 辿…

今でもあなたの言葉に縛られる

あの時、「ここを辞めたら、○○さん、行くところなくなっちゃうよ」と 私を引き止めた店長の振り返ると、とても良い環境だった。 「いつだって過去は美しい」 その通りだ でもあの時間は間違いなく 有意義で 毎日を必死に生きていることで つらかったけれど …

気だるい夜

あなたに抱きしめられた時のワンピースを着て眠る

先入観についてメモ

接客において先入観は邪魔なだけだけど 人生的な目線から言えば、 先入観とは自分の経験で身についた情報 警戒体制を作るために残っている記憶のコレクションだ。

愛を知らない女の子

私は愛を知らない女の子だから、幾らたくさんの愛を注がれても それが愛だと分からない。ただただ 満たされる感覚にうっとりする。 ゆえに欲深く愛を求めてしまう 恋愛中毒者、恋愛ジプシー今夜はあなたの胸で眠ります

少女について

大人びた雰囲気のなかにある少女性。 午後のお茶会に行かなきゃと ロリータ衣装に身を包んだあれじゃなくいや、もしかしたらロリータ衣装の彼女らは 現実ではバリバリのキャリアウーマンかも知れないけれど私の思う少女性というのは乙一さんの作品 江國香織…

もういない

あなたには彼女がいて 私はあなたの遊び相手 それでいいと思ってたなのに、あなたがあまりにもその子を可愛がるから私、居ちゃだめじゃないですかって思った私、二番目は二番目かもだけど一番目とは物凄く差があるんだと思った 羨ましくて、悲しくなった だ…

僕のものでないあなたが好きでした

好いてもらうまでの最高品質の優しさある程度知って興味が失せたら放置 思った以上になつかれたら左様なら 思い通りに動かなくなったから次へだって楽しい時がずっと続けばいいと思ってるから それは新鮮な楽しさでないといけないんだ慣れてしまってはもうつ…

メロンソーダ

嘘の色、虚栄 美しい戯れ言 毒々しい呪いにでもかけられたかのように欠け落ちる 逃避行 バニラアイスと溶けた淡い緑 それが僕らの夜の色

職場

職場で口を滑らせて「うちは家族との会話ほとんどないですよ」と上司に言ってしまった。言ってすぐ、しまったって思った。何でも話しやすい上司だから気が緩みすぎてしまった。 でもそのかたは、「うちは政治・経済の話とか父親が話しますよ。塾講師をしてい…

カシューナッツ

僕は大人にってから、ナッツが好物になった。よく買うのがアソートになっているもの。 でも欲を言えば、僕はカシューナッツが大好きだ。 父が仕事の関係で乗るビジネスクラスの飛行機に一緒に乗せてもらったのが小学一年生。 その時のフライトで、夜にワイン…

箱入り少女

彼女はいつも何かに怯えている。 だからこそ僕は、彼女を守ってあげたくなるけど、二人の関係はそれだけなんだ。そこまでしかないんだ。だって彼女は怯えるあまり、そこから動こうとしない。また、彼女はヒステリックな怒りかたをしない。 寛容さで僕を癒し…

なぜ異性との関係が落ち着くのか

愛を卑しめる気風は東洋で伝統的にしみ込んでいるものであるが我々はそれを認めない訳ではない。こっそり、そしらぬ風を装うことが暗黙の礼儀なのである わかり合える関係は誰と築くものなのかと考えると、最近は恋愛ばかり浮かぶ。友達よりも強い繋がりだと…

食べ物がお題の短文 最終更新07/04

ぼっちが寂しいので デメルのチョコやクッキーを5個頼み みんなで食べるていで買う 胃酸が込み上げてることに気付かず飲み込んで倍量込み上げてきたから吐いた ただの透明な 不純物を入れないブラックコーヒー 悪魔的な飲み物 缶詰め地獄 コーヒー缶の散らか…

女の子ちゃん

きっといつも誰かに頼ってしか生きてきてないから 嫌われない術というのは体に染み付いていて、 あの謙虚さも何もかも緻密に作り上げられたもの。そんな子が見つけたパラダイスがここなんですね。ゆるい雰囲気にどっぷり浸かっちゃって、厳しくするとグラつ…

片思い

片思いの彼と病院の待合室でばったり会った。 診察を終えた彼に話しかけると、癌を患っているとのことだった。 帰り、駅まで一緒に歩いて行く。 私と彼は違う電車。 でも、私は彼の乗った電車に駆け込む。 同じ車両まで追いかけて、話しかけようとしたら 彼…

死期の恋

死後の恋という名前のオブジェがあった。 作者はこの作品が完成してすぐ亡くなったらしい。 このオブジェは薄いガラス製の箱で、小部屋ぐらいの大きさ。 中には水気を含んだかのように若々しく輝く植物たちがあった。 それは吹き抜けの館内の深層部に、ただ…